食事を減らしても痩せにくいのはなぜ❔
「カロリーを減らしているのに、体重がなかなか落ちない…」そんな経験はありませんか?
その原因のひとつとして考えられるのが、代謝の低下です。
代謝とは、呼吸・体温の維持・内臓の働きなど、生命活動を支えるためにからだが消費するエネルギーのことです。
代謝が高い状態では、脂肪が燃えやすくなり、太りにくく痩せやすいからだに近づきます。逆に代謝が落ちると、同じ食事量でもエネルギーが余りやすくなり、体脂肪として蓄えられやすくなります。
代謝は年齢とともに落ちやすくなりますが、生活習慣の工夫によって高めることができるという点が大切なポイントです。
今回は、今日からすぐに取り入れられる「代謝を高める習慣」を5つご紹介します。特別な道具も、激しい運動も必要ありません。日常のちょっとした行動を見直すだけで、からだは少しずつ変わっていきます。
代謝を高める習慣5選

① 朝、コップ1〜2杯の水を飲む
朝目覚めたとき、からだは軽い脱水状態になっています。
起床後すぐに常温か白湯をコップ1〜2杯飲むと、内臓が動き始め、代謝スイッチが入りやすくなります。
冷たい水は内臓を冷やしてしまうことがあるため、温度には少し気を配ってみてください。たったこれだけですが、毎朝続けることで積み重なる効果が期待できます。
② 呼吸を深くする
デスクワークやスマホの使い過ぎで猫背になると、胸まわりの骨格(胸郭)が硬くなり、呼吸が浅くなりやすい状態に陥ります。
呼吸が浅いと自律神経のバランスが乱れ、代謝が下がりやすくなると言われています。
深呼吸や軽いストレッチを1日数回取り入れるだけでも、自律神経が整いやすくなり、からだがリラックスした状態になります。
【呼吸を深めるためのミニTip】
椅子に座ったまま、背すじをすっと伸ばして鼻からゆっくり4秒かけて息を吸い、口から8秒かけてゆっくり吐く「4-8呼吸」を試してみてください。肋骨がふわっと広がる感覚を意識すると、より効果的です。
③ 筋肉を動かす習慣をつくる
筋肉量が少ないと、基礎代謝は低下しやすくなります。
ハードなトレーニングを毎日こなさなくても大丈夫です。スクワット・ウォーキング・ピラティスなど、無理なく続けられる運動を生活に組み込むことが大切です。
特に太ももやお尻など下半身の大きな筋肉を使う運動は、消費エネルギーが増えやすくおすすめです。エレベーターを階段に替えるなど、日常動作に組み込む工夫も効果的です。
④ タンパク質を毎食意識して摂る
極端な食事制限をすると、脂肪より先に筋肉が落ちてしまうことがあります。
筋肉が減ると代謝が下がり、痩せにくいからだになるという悪循環に入ってしまいます。
そこで大切なのが、タンパク質をしっかり摂ること。以下の食品を毎食1品は意識して取り入れてみてください。
- 肉類(鶏むね肉・ささみなど脂質が少ないものが◎)
- 魚(サーモン・サバ・ツナなど)
- 卵(手軽で良質なタンパク源)
- 大豆製品(豆腐・納豆・豆乳など)
「食べないダイエット」より「必要な栄養を摂ってからだを整えるダイエット」が、長期的な痩せやすいからだづくりには近道です。
⑤ 睡眠を整える
睡眠不足は、食欲を高めるホルモンを増やし、代謝を下げる方向に働きやすくなります。
寝ている間には、からだの回復や成長ホルモンの分泌が活発に行われています。ダイエット中こそ、睡眠は食事や運動と同じくらい重要な要素です。
まずは1日6〜7時間以上の睡眠を目安に、以下の点を見直してみましょう。
- 寝る1時間前はスマホ・タブレットの画面を遠ざける
- 入浴は就寝の1〜2時間前に済ませ、深部体温を下げる準備をする
- 寝室をなるべく暗く・涼しく保つ
代謝を高める習慣で、しなやかなからだへ
代謝は、年齢だけで決まるものではありません。
今回ご紹介した5つの習慣を振り返ってみると、特別な器具や高価なサプリは一切不要です。
- 朝に水を飲む
- 呼吸を深める
- 筋肉を動かす
- タンパク質を摂る
- しっかり眠る
どれもシンプルですが、毎日の積み重ねがからだの土台をしなやかに整えていきます。
無理な食事制限でいったん体重を落としても、代謝が下がっていればリバウンドしやすくなります。それよりも、からだが自然にエネルギーを使いやすい状態をつくることが、長続きするダイエットの本質です。
まずは「朝の一杯の水」や「深呼吸を3回」など、できることから少しずつ始めてみてください。小さな変化の積み重ねが、やがて「痩せやすいからだ」へとつながっていきます。
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